ソメワケササクレヤモリのバリエーションを紹介します。
ただ、画像の著作権の関係もあるため、画像は我が家の飼育個体のみですので
画像の無いバリエーションもあります。

■■■ ソメワケササクレヤモリのバリエーション ■■■

■■■ ノーマルタイプ ■■■
ココで言うノーマルタイプとは、ワイルド個体的な基本となるカラー・柄を表してるわけではありません。流通している一般的なタイプ(グレード?)を指しています。

ノーマルタイプは主に画像のような背中に1本のラインが入るストライプタイプと入らないバンドタイプがあります。また、バンド模様の消えたバンドレスタイプなどもいます。
カラー的なバリエーション、たとえばレッドやマーブルといったのがあるそうですが、色については飼育環境などによっても変化する関係でカラー的なバリエーション分けするのは危険かなとも思えます。どういう環境にいても色が変わらないと言うのなら別ですけど・・・。
■■■ ストライプ パーフェクトライン ■■■
背中の白く太いラインが特徴のバリエーションです。
パーフェクトストライプとかフルストライプとかと呼ばれることもあります。

ノーマルタイプのストライプと比べてもストライプラインの太さ、白さの違いは一目瞭然です。背中のストライプにべったりと白色がのっています。

国内でも流通はしていますが、数は多くないようです。

■■■ ザンティック ■■■
現在流通しているソメワケササクレヤモリの中では最も美しいバリエーションだと思います。ザンティックは黄色の色素が強く現れた個体のことを指しますが、ソメワケササクレヤモリの場合、画像のような感じでオレンジっぽくなりとても美しいです。

画像は我が家のストライプタイプの子ですが、バンドタイプや、オレンジのより濃いタイプもいます。

ザンティックは殆ど♂です。
♀も生まれないわけではありませんが、繁殖能力がかなり弱いですので、繁殖には向いていません。

■■■ アルビノ ■■■
日本でも見かけるようになりましたが、まだまだ高価です。関東の某ショップでは5万円台でした^^;当たり前ですが貧乏な我が家にはいません。1/3ぐらいになれば考えても良いですけど・・・・。
ソメワケのアルビノはザンティックの脱皮前みたいな感じです。表現を変えるとザンテックを白黒画面で見た感じ・・・?。
実物は違うとは思いますが、ちょっと私がイメージしてたアルビノとは違ってました^^;

■■■ スリーストライプ ■■■
米国で1990年代後半には既に固定されていたバリエーションで背中にストライプラインが3本入ります。

最近関東のショップ様に入っておりました。
海外ではそれほど高価ではありませんが、数はさほど流通していないようです。誰か殖やして下さい!!
■■■ ホワイトタイガー(ROBファームオリジナル) ■■■
当牧場のオリジナルバリエーション作出の可能性を秘めた個体です。
我が家のノーマルストライプのペアから生まれました。。
ノーマルタイプのホワイト系と言うことになりますが、柄の形状などはかなり変化に富んでますので多種(レオパやクレスなど)のバリエーションの分け方などを習えば、十分ひとつのバリエーションとなりえるのではって思っています。
ただ、まだ固定された柄では無いので次世代でどのような柄が出現するのかが楽しみです。
いつかこの白ラインが発展して真っ白な個体が出現するのを夢見ています^^

■■■ 我が家でノーマルストライプの同じ親から生まれた柄のバリエーション ■■■

↓全て我が家で同じ両親から生まれたベビー達(2〜2.5ヶ月)です。

■■■ ノーマルタイプ バンド系 ■■■
←まずは生後約2.5ヶ月のバンドタイプの子です。
両親共にストライプの1ペアのみですが、今までに生まれた30頭以上のベビーの中に2頭出現しました。柄が遺伝するのであれば何代か前に片方がバンド柄だった可能性がありますね。

バンドタイプは一般的ですが、やはり1匹ずつ柄・色が違います。
私は白い太バンドがはっきりとした個体の作出を狙ってるんですが、この子はかなりいい線いってるんですけど・・・・
手放してしまいました><。
■■■ ノーマルタイプ ストライプ系 ■■■
←こちらは生後2ヶ月ぐらいのベビーですが、我が家では一番出現率の高いストライプタイプです。だいたい90%ぐらいでしょうか。成長するにつれラインが太く鮮明になってきます。

ストライプタイプの子は生まれたときからだいたい柄が予想できます。白く太いラインが魅力的です。
通常、背中の1本のラインに加えて、横側にも腹に向かってラインが入ります。

■■■ ノーマルタイプ ホワイト系 ■■■
←こちらの画像も生後約2.5ヶ月の個体です。
一応ストライプ系とも言えるのですが、ストライプが不明瞭でホワイト系に育つ典型的な子です。成長するに従い白い部分が広がってくるためかなり白い個体になりそうです。

上のソメワケササクレヤモリのバリエーションで紹介したホワイトタイガーも同腹の個体です。