カメレオン雑学
カメレオンと言うと伸びる舌が良く知られてます。 カメレオンのほとんどは虫などが主食です。獲物をとるときには、両方の眼の焦点を獲物にあわせて、獲物までの距離感を割り出し、舌を伸ばして捕ります。舌の長さは体長の約1.5倍あると言われ、打ち出す早さは16分の1秒〜20分の1秒と言われてます。 カメレオンの舌はオモチャの吹き戻し(夜店とかに売ってあるオモチャで、口にくわえてヒュ−と吹くとスルスルと伸びた後、先からクルクルと戻ってくるやつ)みないなイメージがあるようですね。カメレオンの絵でも舌がクルクル巻き(渦巻き?)になったようなのを見ます。・・・・・・コレ間違いですね^^ |
カメレオンの舌の仕組みは、口の中に根本から伸びた舌骨という骨が1本あって、その骨の周りに筋肉が付いています。普段はこの筋肉はバネが縮んだように太くなって、口の中で縮んだ状態になっています。 獲物を見つけると舌の筋肉を働かせて舌骨を、弓を射るように押し出して、縮んでいた筋肉が伸びて細長くなります。そして舌の先から出る粘液で獲物をくっつけて捕らえるのです。 |
ピンセットにはさんだコオロギを捕食! (画像はジャクソンカメレオン キサントロプス) |