ハワイのカメレオンのお話
| ジャクソンカメレオンの故郷はアフリカ大陸のケニアやタンザニアの高山地帯です。 でもハワイにもいます。 ハワイにはもともと爬虫類は一切いませんでしたが、現在はトカゲ、ヘビ、カエルなどもいます。 ハワイは大陸と繋がったことのない火山列島です。爬虫類達が広い大平洋を渡って来ることは考えられません。 そうです、ジャクソンカメレオンも他の爬虫類も、人間が後からハワイに持ち込んだものです。 ジャクソンカメレオンは、１９７２年、ペットショップのオーナーが販売目的でケニアから３６匹輸入したものが発端だそうです。そこの店員が「弱って売り物にならない」という理由で裏庭に十数匹のジャクソン達を放したところ、元気に増殖してしまったらしいのです＾＾； そして増え続けたジャクソンカメレオンは島の生態系を壊す脅威にまでなってしまったのだと言うことです。当時はアメリカ本土や日本へも輸出されていました。ジャクソンカメレオン（キサントロプス）と言えばハワイ産だったわけです。 今ではハワイ州政府もジャクソンカメレオンの持ち出しを禁止しています。 ツアーではジャングルハイキングツアーなる野生（？）のジャクソンカメレオンを見ることが出来るオプションプランもあるようですよ。 ハワイ行かれる方はジャクソンカメレオンを見に行きましょう！！ |
 ジャクソンカメレオン キサントロプス |
カメレオン雑学に戻る
最終更新日 2007/01/18
このｗｅｂｓｉｔｅ内で使用されている画像､及びテキストの無断転用・転載は禁止します